記念館「三笠」 Memorial Ship MIKASA

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ホーム > 2017年 三六式無線電信機 

三六式無線電信機が未来技術遺産に登録されました

『三笠』上甲板の無線電信室で展示している三六式無線電信機が平成20(2008)年度の近代産業遺産に続き国立科学博物館の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されました。

本機は当時世界最高性能を誇った無線電信機で、国際的に見て日本の科学技術発展の独自性を示すものである事が登録理由です。

http://sts.kahaku.go.jp/material/2017pdf/no228.pdf

三四式無線電信機に続いて海軍技師・木村駿吉が中心となって開発されたもので日本海海戦でも『信濃丸』によるバルチック艦隊発見の第一報を初め巡洋艦『和泉』による偵察報告等で大活躍し、日本を勝利に導く要因の一つとなりました。

『三笠』で展示している三六式無線電信機は横須賀海軍工廠造兵部で木村駿吉から直接指導を受けた山田寿二氏が製作されたレプリカです。