公益財団法人三笠保存会Mikasa Preservation Society

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公益財団法人三笠保存会の活動概要

帝政ロシアによる侵略の危機にさらされた我が国は、挙国一致して日露戦争を戦い抜き、大きな犠牲を払いながらも、ぎりぎりの勝利を得ることができました。
公益財団法人三笠保存会は、国の委託を受け、日露戦争に勝利し独立を守った誇りの象徴として保存された記念艦「三笠」を適切に管理するとともに、展観態勢の一層の充実を図り、明治の先達の気概と比類のない献身について多くの人々に語り継ぐため、日々努力いたしております。

入会のお願い

記念艦「三笠」を幾世代にもわたって保存し、広く観覧に供するためには、多くの人々のお力添えが不可欠であり、是非、三笠保存会に入会されご支援を賜りますようお願い申し上げます。
会員の区分及び特典は、次のとおりです。

区分 個人会員 法人・団体会員 記事
通常会員 年額:2千円 年額:1万円 三笠を支援される単年度の会員
終身会員 2万円 20万円 三笠を終身にわたり支援される会員
(お支払いは入会時のみ)
維持会員 5万円 30万円 三笠に対し格別の支援をされる会員
(お支払いは入会時のみ)

会員の特典

  • 会員証の提示により、記念艦「三笠」を無料でご観覧いただけます。
  • 同伴者は団体料金となります。
  • 三笠保存会が主催する記念行事などの情報提供を受けることができます。
  • みかさ新聞(年1回発行)を、お届けします。
  • 三笠売店の商品を1割引で購入することができます。

申込み方法

入会を希望される方は、お名前、ご住所、電話番号をお知らせください。
事務局から入会申込書等をお送りいたします。

メール 「問い合わせフォーム」2番「三笠保存会入会及び会員情報変更等について」に入力ください。
電話 046-822-5225

※メールでお申込みの場合には必ずタイトルに「入会希望」とご記入ください。
なお、詳細につきましては、三笠保存会にお問い合わせください。

小泉信三先生の思い

  • 戦艦三笠の進水
    小泉信三先生(1888-1966)
    慶応義塾大学塾長、東宮御教育常時参与
  • 上皇陛下が皇太子殿下当時のご教育に当たられた小泉信三先生は、三笠保存会設立時の総会において、次のとおり「三笠」復元の強い思いを話されています。

    『自尊自重の精神のない国民が、他国の人々の侮りを受けるのは当然であり、自らを重んずる精神のないものは、弱小のものに対しては不遜となり、強大なものに対しては卑屈になることは避けがたいことであります。他国の武力に屈するのやむなきに至った日本人は国民としての誇りを失い、心の支えを失って、退廃に陥りました。道徳的努力を無意味なものとして嘲る思想、ひたすら官能の満足を追い求める傾向、さらに、何者かに媚びる気持ちから、しきりに日本及び日本人を侮り嘲る風潮が生じています。
    記念艦「三笠」が元の姿に復元され、自尊自重の精神を取り戻すことができることは、申しようもない喜びであります』


    小泉信三先生の切々たるお気持ちが伝わってきます。

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