そのころの日本社会

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社会

  • 1880年代以降、紡績業や製糸業などの軽工業が急速に発展し、その製品が重要な輸出品となり、輸出で得た代金で綿花などの原料や軍艦、機械などが輸入されました。日清戦争後は、清からの賠償金が重工業に投資され、官営(政府が経営すること)の八幡製鉄所の開業により鉄鋼が生産され、それにともない造船業も発展を遂げました。

  • 1894年~95年 日清戦争
    1895年 下関条約
    三国干渉
    1902年 日英同盟
    1904年~05年 日露戦争
    1905年 ポーツマス条約

できごと

1904年

  • 重大ニュース
    • 2月8日:日露戦争開戦
    • 12月5日:203高地占領
  • 新商品
    • キャラメル製造開始(森永製菓)
    • たばこ(朝日)発売
    • 「征露丸」日本軍で製造し陸軍に配布される
  • はやっていた言葉
    • 「君死にたもうことなかれ」
    • 「千人針」
    • 「二〇三高地」
  • その他
    • セントルイス(アメリカ)でオリンピック開催
    • レストラン松本楼開店
    • 日本初のデパート「三越呉服店」開店

1905年

  • 重大ニュース
    • 1月1日:旅順要塞陥落
    • 5月27日~5月28日:日本海海戦にてロシアのバルチック艦隊を撃滅
    • 9月5日:ポーツマス条約締結
    • 9月5日:日比谷焼打ち事件
  • 新商品
    • 仁丹発売 50銭(森下南陽堂)
  • はやっていた言葉
    • 「陥落」
    • 「英霊」
    • 「キネオラマ」
    • 「本日天気晴朗なれとも波高し」
    • 「吾輩は○○である」
  • その他
    • 「婦人画報」創刊
    • アインシュタイン(ドイツ)が「特殊相対性理論」を発表